Kodatuno勝手に支援プロジェクト（仮）

プロジェクトの説明

　本プロジェクトは 金沢大学マンマシン研究室で開発されている オープンソースなCAMカーネル Kodatuno をもっと世の中に広めるため， 機能向上や使いやすさの向上（導入のしやすさ）を支援するものです． ベースとなるのは NCVC Ver4.00 で実装したNURBS曲面の対応，つまり Kodatuno とのリンクで得られた知見です． 本プロジェクトを推進することで，以下のメリットがあると考えます．

• 自身の開発するアプリケーションにライブラリとして簡単に取り込むことができる
• IGESファイルの対応
• Kodatunoへの貢献==国産CAMカーネルへの貢献

作業目標

　当面の目標として以下のことを考えています．

• マルチプラットフォームを堅持しつつライブラリとして提供
  UIサンプルプログラムの切り離し，ヘッダーファイルの整理等々，CAMカーネルとして使いやすくするためのチューニング
• モダンなC++コードへの置換
  STLコンテナを使用するなど先進的なC++コードの提供（UIサンプルの部分は従来通り）
• IGESデータの対応拡充
  読めないIGESファイルへの対応

GitHub Organization

https://github.com/KodatunoOrg

　以前は NCVC-CAM Organization 配下にKodatunoリポジトリを配置していましたが， 将来的にはこのOrganizationごとマンマシン研究室に譲渡できるよう新たにOrganizationを作り，その配下に移動させました． 今後 Kodatuno に関する活動はこの Organization 配下で行います． 将来的にURLが変更になることもご容赦ください．

Contributor募集

　Gitに精通していることが望ましいですが無くても大丈夫です． Issue報告やPullRequests歓迎です．

作業状況

• 更新を一旦中断 (2023/05/29)
  新バージョンを開発中との情報を得て，Ver3系列の改訂は一旦中断することにしました．今後の予定は未定です．
• カーネル，UI，それぞれコンパイルできるようになりました (2023/01/28)
  Kernelリポジトリでライブラリを生成し，UIでそれをリンクする，という流れが作れました．
• UI専用のリポジトリを立ち上げました (2023/01/26)
  カーネル機能を検証するためのQtアプリを独立させました．この部分は情報屋さんでなくても理解できるように現状のC言語ライクな書き方を尊重します（カリカリのC++で書かないという意味）．https://github.com/KodatunoOrg/KOD_TEST
• カーネル専用のリポジトリを立ち上げました (2023/01/25)
  以降の作業をしやすくするために Src/GE を独立させました．本体の VisualStudio ブランチもここに統合させる予定です．https://github.com/KodatunoOrg/Kernel
• Kodatuno本体のGitツリーを再構築しました (2023/01/25)
  以前は R3.2 からでしたが，公開されている R1.0 からやりなおしました． cloneまたはfork済みの方は，申し訳ないですがやり直してください．https://github.com/KodatunoOrg/Kodatuno
• Kodatuno_Users_Guide の Gitツリーを作成 (2023/01/24)
  リリースされているデータから構築しました．https://github.com/KodatunoOrg/UsersGuide