NCVCの作者のページ

Zumo Zumo32U4 BLEserial3 Bluetooth BLE Python Wifi Camera

ESP32通信環境の改善

アクセスポイントの設置

 1台そこそこで実験する分には何の問題もありませんでしたが, 20台一斉動作させると画像を最小の96x96,またはQQVGA(160x120)程度まで落とさないとレスポンスが悪すぎることが判明. ESP32をアクセスポイントにするソフトAPの限界を感じました. それならばと某研究室から使わなくなったルータを拝借し,これをAPに仕立て上げるしかありません. 機種バラバラですが3台提供していただきました.

ルータの設定

 この方式を敬遠していたのは,ESP32をDHCPクライアントにしてしまうと, カメラサーバ(M5camera)への接続時にIPが特定できない問題があります(シリアルモニタ等で確認する必要がある). ですが,ルータに割り当てるIPを固定する機能があればそれが解決できることに気が付きました. ESP32のMACアドレスを調べ1台ずつ登録します.3台のAPに8台ずつ分散させました.






タブレット側の設定

 画像を見るタブレット側はペアとなるESP32と同じAPにWiFi接続します. ESP32は2.4GHz帯のみですが,タブレット側が5GHz帯で接続できるならそれの方がいいかも. SSIDが末尾aアリかナシかで2.4GHzと5GHzを区別できるようにしておきました. ただ,今回の実験では5GHzがブチブチ切れたのでAPが怪しいかも?
 もし自動ログインがONになっていると,右図のようにバッファローの案内がでてしまうので, 自動ログインはOFFにしておいた方が良いでしょう. (この画像はiPhoneのものです.iPadでも同じ.)

実験結果

 iPad2台並べてチェックしましたが,とくに問題ありませんでした.あたりまえですねww 問題は20台の一斉動作に耐えられるかどうかですが,これはもうぶっつけ本番しかないですね.

あとがき

 テプラ貼り直しです.チマチマやりますww

<< 前のページに戻るZumoインデックスへ