赤外線通信が予想通りイマイチだったので,Arduino XBee シールドを購入し試作してみました. ボタン類は赤外線リモコンの試作品を流用しています.
基板には TAKACHI TNF53-79 を使用しています.Zumo32U4 の筐体サイズにピッタリな両面基板です.
試作回路というほどではないですが 3.3V と GND,
XBee の DIN を Zumo の TX1(D1:PD3) へ,XBee の DOUT を Zumo の RX1(D0:PD2) へつなぐだけです.
写真を撮ったあとに気が付いたのですが,Arduino(Zumo)の信号レベルが 5V なので,そのまま XBee に接続すると,
XBee が壊れる可能性があります.
今回は Zumo から見て受信しか使用しないので,TX ライン(写真の黄色線)を外しました.
Xee の DOUT(3.3V)から Arduino の RX への信号伝達では問題ないだろうと判断しています.
Arduino 側からの送信(TX)も利用する場合は,XBee の DIN に入れる際に,2/3 に分圧するか
簡易的に 10kΩ ほどの抵抗を直列に入れるかの対処が必要と思われます.
赤外線通信のボタンを再利用しているので,IOピンもそのままです. ついでに送信データもそのまま使いました.
Serial1 で通信を行います.Serial でないことにご注意ください.
赤外線通信ではイマイチでしたが,XBee では予想通り良好な通信環境が得られました. X-CTU の通信設定と合わせれば簡単に送受信可能です.