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FAQ/NC生成

「切削条件ファイルの読み書きに失敗しました」と怒られる WindowsVista以降は悪名高きUAC(ユーザアカウント制御)のおかげで,Program Files配下に簡単に書き込みできなくなっています.
インストール時に用意される Init.nci をベースに,切削パラメータのダイアログで[新規保存]ボタンを押して,自分のアカウントで自由に書き込みできる場所(マイドキュメント etc.)に条件ファイルを保存し,そこで管理してください.

管理スタイルは各々ですが,
  • 工具や被削材ごとに管理
    →加工条件専用のフォルダを用意
  • 加工物に合わせる
    →CADと同じフォルダに保存
など一定のルールを決めておくことをオススメします.
生成のたびにソリッド表示用のコメントを埋め込むのは面倒 NCコード内に (WorkRect=...) ※詳細はこちら
が無くてもソリッド表示できますが,最大切削矩形から計算されたワーク矩形でしか表示できないので,実質WorkRectのコメントは必要です.
毎回手で修正を加えるのではなく,生成時のカスタムヘッダーに

%
(WorkRect=200x100t10)
(Endmill=R1)
{G90orG91}G54{G92_Initial}
M8
{Spindle}M3

な感じで埋め込んでおくと,この切削条件で生成するNCプログラムには常にコメントが埋め込まれます.
切削条件ファイルやカスタム[ヘッダー|フッダー]は,名前を変えていろんなパターンを保存しておきましょう.積極的に変更してください.
NCVCで生成したNCコードをGRBLに渡すと%や(Layer="CAM02")で止まる %で引っかかる場合はカスタムヘッダー・フッターを編集してください.ついでに不要なコメント類もごっそり削除してかまいません.
(Layer="CAM02")で引っかかる場合は[レイヤごとにコメントを埋め込む]のチェックを外せばコメントが挿入されませんので, その設定でNCコードを生成してみてください.

本来これはCNC側がコメントとして読み飛ばすはずですけど,どうやらM02で停止するみたいです(笑)
GRBLがG02/G03円弧補間でエラーになる 現在のGRBLcontrollerは円弧補間のIJ指定を受け付けないようです.こっちのほうが簡単なのにね. R指定で生成すると動きました.

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