まず最初にすること | [オプション]→[工作機械の設定]から,インストール時に用意された Init.mci を選択し,ご使用の工作機械に合わせて設定を変更してください(とくにG00移動速度). 変更後,[新規保存]ボタンを押して新しく機械情報ファイルを保存してください.これを機械ごとに登録しておきます. FAQ:「切削条件ファイルの読み書きに失敗しました」と怒られる にも書きましたが,Program Files 以外で管理されることをオススメします. NCVCのツールバーで機械情報を選択しておくと,シミュレーション時の加工時間が計算されます. 機械情報の[CNC]タブで,デフォルトの挙動(NC旋盤やワイヤ放電加工機)を設定するのも便利ですよ. |
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拡張子NCD以外のNCコード(NCプログラム)を読み込ませるには? | [オプション]→[拡張子の設定]で[NCデータの拡張子]に NC やら TXT やら普段使う拡張子を登録してあげてください.
NCVCは2種類のドキュメントタイプ(CADデータかNCコード)をサポートしており,その切り替えに登録された拡張子を使用します. NCコードのファイル名が必ず ~.NCD である必要はないですよ. |
OpenGLタブでソリッド表示を有効にするには? | オプションメニューから[表示属性]→[表示属性の設定]で,[OpenGL設定]タブにある[ソリッド描画]をオンにすると,対応するグラフィックカードであればNCコードのシミュレーションでソリッド表示が可能になります.
ただし,NCコード内にソリッド描画のための情報(コメント)を埋め込むことが必要です.以下にコメント情報をまとめておきます.
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ソリッド表示用のコメント書式を覚えられない! | Ver3.51cより[表示]→[補助矩形]→[ワーク矩形]にて[この情報をコメントで埋め込む]ボタンが追加されました.
[表示]ボタンで確認しながらNCプログラムにコメントを埋め込るのでご活用ください. 埋め込みルールは
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大きなNCコードを読み込むとNCVCのタイトルバーに「応答なし」と表示される | 正常に動作していても,処理時間のかかるアプリケーションに対するWindowsVista以降の仕様のようです. レジストリ操作で回避可能ですが,自己責任でお願いします. \HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\HungAppTimeout に10000以上の値を設定してください.デフォルトは5000で単位は ms です. HungAppTimeoutキーがない場合は,新規で文字列値として追加してください. 参考URL https://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/3edbe74c-3eda-45f0-bb9b-41fb6b4aff94?forum=windowsvistaja |